iPhoneの修理パーツ(続き)

前回の【iPhoneの修理パーツ】では、「iPhone修理屋」をやるには、修理パーツ(修理部品)の仕入れが一番難しいという話をしました。今回は代表的な修理パーツである「フロントパネル用交換パーツ」のランクについて解説したいと思います。

まず、ランクというのは質(クオリティーの高さ)のことで、実はiPhoneのフロントパネルには、完全オリジナルの交換パーツからスーパーコピー、ただのコピーの交換パーツまで様々なランクがあります。呼称的にはブランド品と同じ感覚ですね。

完全オリジナルというのは、iPhoneとまっく同じ純正の部品になります。スーパーコピーは名前の通りコピー品ですが、厳密に言えばコピー品の中にも格差があり、かなり精度の高いコピー品ということです。コピー品でも、ひどいものになるとiPhoneに装着できないものもあり、かなりクオリティーが低いパーツがあるので注意が必要です。なぜ、どうやってiPhoneの純正部品が出回っているのかは憶測の範囲ですが、iPhoneの工場からの横流しという噂があります。

そして、ほとんどの修理店では、このコピー品、または「再生品」と言ってお客さんから割れたフロントパネルを回収して、それを再生工場で綺麗なガラスに張り替えて再利用するの方法のどちらかです。このコピー品か再生品は、ダメなものに当たってしまうと3ヶ月程度で不具合が起きたりします。そのため保証期間を3ヶ月に設定している修理店が多いのは、これが理由です。

完全オリジナルを使うのはコストパフォーマンス的に厳しいのですが、プライドを持って修理店を運営するのであれば、世界のNo1スマホと言っても過言ではないiPhoneを扱う限り最高レベルのサービスを提供できなければいけないと思います。保証期間を6ヶ月、1年まで延長保証をするなど、街のiPhone修理屋のイメージを悪くならないように、すべての修理店が協力しなければならないと思っています。